おせんのお気に入りで、先々代の手作り皿を割ってしまったヨシ夫。 その直後に地震が起き、皿は地震で割れたということになってしまった。 地震の後、壱升庵を見てくれた女大工の丁子 木下の娘夫婦がアメリカから戻り、 木下が丁子に家の 仕立て直しを頼んだが、木下の娘は新築しなおすという。 が、壱升庵の従業員が、新築を請け負った帝都ホームのひどい商売を耳にする。 おせんは、新築契約の場を壱升庵にしてもらい、 惣菜を買ってきて人件費を入れた15万円の請求をする。 これは、帝都ホームの商売そのものと弾劾し、家立替えの再考を求める。 木下の娘は、立替を考え直し、 家は丁子の手に巻かされることになる。 ヨシ夫は皿を割ったことを告白し、皿は金継ぎの修理でよみがえる。