いつものように口入れ屋の「ぴんはね」に立ち寄る久太郎。 そこで聞いたのは、江戸中の美猫を集めて、その中の一番を決める『大江戸猫選び』。 蕎麦屋の小助に、玉之丞がこのコンテストに出場すれば、間違いなく一番だと太鼓判を押される。 しかも、優勝賞金は10両。 破格の金額に心が揺らぐ久太郎の目の前に、“永遠のライバル”と本人は豪語する蜂谷孫三郎(本宮泰風)が現れる。 孫三郎は、久太郎に自分の猫“チャトラ”を見せつけ、コンテストでの勝負を挑んでくるのであった。