道端で動けない男が紋次郎に助けを求める。男は死に際に紋次郎に「書状を二通届けてほしい」と言う。紋次郎が最初の家に書状を届けると、泊まっていくよう言われる。 死んだ男は、紋次郎が昔斬った男の身内で、この家も身内のものだった。紋次郎の隙を見て男達が襲いかかるが、逆に紋次郎に斬られてしまう。紋次郎は死んだ男との約束を守るため、次の家へと、地蔵峠の雨に消えた。