新商品コンペ案を上司に提出した三ツ谷は改善点を指摘されながらも、一歩一歩着実に企画を進めていた。 そんな折、社内で噂の超凄腕と言われている新規事業部の部長・切林との会議に出席をする。切林は、三ツ谷が以前企画した商品を高く評価しており「新規事業部に来ないか」と誘うのだった。切林の思わぬ提案に戸惑う三ツ谷。 企画部に残るか、新しい部署に異動するか、三ツ谷の心は揺れ動く――。