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  爽子が千鶴とあやねの悪口を言っているとの噂 ――。2人はこの噂を「ありえない」と信じなかった。千鶴のためにテスト用の要点ノートを作ってくれた 爽子。あやねには、怪談を練習するためのビデオを借りたいと相談する。2人から爽子に対して出た言葉は、“ピュアホワイト”。要点ノートには、ジョーや田中、高橋も興味を示し群がるのであった。    その頃、風早はピンにつかまっていた。ピンに爽子のことを聞かれて真っ赤になってしまった風早は、その後教室でまともに爽子の顔が見られない。爽子は、おでこが出ている風早を見ていたかったのだが、風早が顔を背けるため見れず残念がっていた。  そんな中爽子は、小学校時代から知る詩乃に、千鶴とあやねのことを「友達じゃない」と言い、これを2人に聞かれてしまった。爽子は、実は“大好きな千鶴、あやねと早く友達になりたいが、今友達と言うのはおこがましい”と言おうとしたのだ。だが、“友達じゃない”という部分しか聞こえなかった千鶴らは、 ショックを受ける。まもなく、爽子に直接確かめた千鶴とあやねは、爽子の「好きって言うよりも…」と続けようとする言葉をさえぎって、離れて行ってしまった。    一方爽子は、自分が千鶴やあやねを操り、風早までいいように使っている裏番長だとの噂を耳にしていた。自分がそばにいるだけで周りを傷つけてしまうと思った爽子は、苦悩するばかり。悩んでいたのは、千鶴、あやねも同じだった。それまでは爽子のことを100パーセント信じていたのだが、“好き”と即答してもらえなかったことが引っ掛かっていた。

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