合唱部の部長を務める中学3年生・岡聡実は、 合唱コンクールの会場で突如現れたヤクザ・成田狂児から 「カラオケ行こ!」と声をかけられる。 狂児がいる祭林組では恒例のカラオケ大会があり、 そこで歌ヘタ王にならないための歌唱指導をしてほしいという話だった。
聡実は夏の合唱祭でソロパートを任されるが、変声期を迎えてしまい憂鬱になる。そんな時、いつものように狂児にカラオケ店へ連れて行かれると、そこには祭林組のヤクザたちが聡実に歌のアドバイスをしてもらおうと集まっていた……。
合唱祭の練習が続く中、聡実は変声期による声の出しづらさに悩んでいた。同じ頃、狂児も喉の調子が悪くなり、合唱祭とカラオケ大会が重なる勝負の日まで、それぞれで練習することになる。合唱部では後輩の和田も聡実の不調に気づき、心配していたが……。