出産の日が近づくにつれ、王子が産まれると頑に信じている粛宗を前に昭儀は次第に不安になっていく。 万が一、娘が産まれた時には、中殿と貴人にその罪をなすりつけようと昭儀は策を練る。 ある晩、昭儀の殿閣である就善堂に女官たちが忍び込み、呪いをかけようとしていたのが発見されるが、中殿は間違いなく昭儀の自作自演だと考え・・・。