秋の終わりの産卵期を迎えると、禁漁の時期に入るイワナ。その一方で、無防備となったイワナを剥製にして売る目的で狙う密猟者の存在が問題になっていた。そんな折、密猟者の一人が野生のクマに襲われるという事件が起こる。しかしクマ狩りに出かけた大人たちも、クマの正体が、本来は北海道にしかいない人食い熊だと知り、尻込みしてしまい頼りにならない。そこで一平爺さんは強力な助っ人を村に呼ぶことにする。