次元移動の謎が解明できずに悩む誠は、菜々美が何を言ってもウワの空。そんな時、パルナスが武器庫で不思議な光を見たと言い出し、誠は武器庫へ急ぐ。またしても誠にかまってもらえず、菜々美はご機嫌ナナメ。一方、「全宇宙の支配者に…」の殺し文句をアルージャから言われた陣内は、渋々シェーラを助ける羽目に……。
「命の泉」の謎の解明に奔走する誠。地下近くの武器庫に「命の泉」から漏れる強力な光を発見。何かを気づく誠だが、待ち伏せしていたギルダたち装甲歩兵に捕らわれ晒し牢へと閉じ込められてしまう。実はクレタリア各地の反乱を鎮めるために「命の泉」の秘められた力を今こそ開放しようとギルダは考えていて……。
ついにギルダが謀反を起こす。だが肝心の皇帝・ダル拘束に失敗したギルダ。「命の泉」の制御パスワードはダルのみが知っているのであった。一方、未だ晒し牢に囚われの身の誠。脱出を試みる誠だったが、牢をつるしている鎖がちぎれ、牢ごと真っ逆さまに急降下。だが間一髪クァウールの法力によって救われる。
「命の泉」の第一の封印が解かれた。その内部は、「神の目」とまったく同じ構造であった。ついに姿を現したアルージャは、誠の異能力を使って「命の泉」の制御パスワードを解けと命じる。仲間の命を盾にとられた誠は、仕方なく「命の泉」と一体化しパスワードに近づく。そして、封印された最後の扉が今、開かれた!!
クレタリア城の上空を覆う巨大な影。ついに「命の泉」が本当の姿を現した。三神官が協力して行うべき「神の目」の封印を一人で行う決心をしていたクァウール。それを知ったシェーラは急ぎ「神の目」に向かい、上空からはアフラの姿も……。果たして誠たちは無事、「神の目」の発動を止め、元の世界へ帰還できるだろうか?
無事に異次元の旅から帰ってきた誠たち一行を待ち受けていたのは、三神官のみそぎの儀式。というと聞こえはいいが、いわゆる温泉旅行だ。美少女好きのファトラがこのチャンスを逃すわけがない。なんとかクァウールに近づくべく、アレーレと二人で練った作戦とは……?!