環(宮本信子)の反対を押し切って、カツノ(草笛光子)は夏美(比嘉愛未)が再び女将(おかみ)修業することを許す。しかし、環は「決して修業を認めたわけではない」と夏美に冷たく告げる。久しぶりに下宿に帰った夏美は、裕二郎(吹越満)やアキ(鈴木蘭々)たち、仲間との再会を喜ぶ。そしてその翌日、加賀美屋には地元の名士や、なじみの客たちが集まり、カツノが大女将引退を表明する茶会がとり行われようとしていた。