慶長19(1614)年12月、豊臣秀頼(山下規介)と淀君(樋口可南子)は、徳川家康(津川雅彦)の講和条件を受け入れた。政宗(渡辺謙)は、豊臣方と徳川方の間に挟まれ、苦慮していた。一方、家康は政宗の長男・秀宗(辻野幸一)を10万石の大名に取り立て、伊予宇和島を所領配分した。猫御前(秋吉久美子)は奥州から遠い四国という場所が不満だったが、愛姫(桜田淳子)からの忠告もあり、海路、宇和島に向かうのだった。