家康(津川雅彦)は豊臣秀頼(山下規介)に伊勢への転封を命じるが、秀頼は拒み、再び決戦を辞さぬ構えをみせた。その後、淀君(樋口可南子)は、和睦の方法を探るが、元和元(1615)年、大坂夏の陣が始まる。政宗は戦場で気がはやる義理の息子・松平忠輝(真田広之)に「戦に勝つ秘けつは、とにかく生き残ること。生き残れば必ず勝てる」と必死に伝える。大阪夏の陣の結果、大坂城は焼け落ち、秀頼と淀君は自害して果てた。