慶長18(1613)年、全長35メートルの南蛮船が完成し、政宗(渡辺謙)は南蛮使節団を発表する。乗組員は、ルイス・ソテロ(ホセ・カルディーラ)や支倉常長(さとう宗幸)ら186名。常長には、イスパニア艦隊を大坂に呼び込む密命が託され、サン・ファン・バウティスタ号は、イスパニアに向かい、月ノ浦を出帆した。翌年、最上義光(原田芳雄)は政宗に「家康(津川雅彦)には気を許すな」と言い残し、この世を去った。