宣教師・ルイス・ソテロ(ホセ・カルディーラ)に、仙台でのキリスト教の布教を認めた政宗(渡辺謙)の真の狙いは、イスパニアとの交易にあった。ある日、政宗は、大久保長安(金田龍之介)からキリスト教の入信帳だという怪しげな連判状を見せられる。慶長17(1612)年、幕府が造った船は、イスパニアを目指したが、浦賀を出てすぐに難破してしまう。翌年、政宗は、家康(津川雅彦)から南蛮船建造の許しを得るのだった。