慶長11(1606)年、政宗(渡辺謙)の長女・五郎八(沢口靖子)と家康(津川雅彦)の六男・忠輝(真田広之)との婚礼が執り行われた。さらに翌年、家康は、娘・市姫と伊達家の嫡男・虎菊丸の婚約を成立させた。政宗は、一年ごとに江戸と仙台を往復し、江戸では儀礼交換や外交につとめ、仙台では国造りに没頭した。慶長15(1610)年、五郎八と忠輝はキリスト教の信者になり、忠輝は政宗に海外進出の夢を語るのだった。