天正18年、豊臣秀吉は北条氏討伐に際し、政宗(渡辺謙)に参陣を促す。しかし、政宗はこれを拒絶。これを知った母・お東の方(岩下志麻)は、お家安泰を願って政宗のちっ居を画策するが失敗に終わる。政宗は、愛姫(桜田淳子)に「天下は手に入りそうもない。生まれてくるのが遅すぎた」と述懐。お東の方は、兄・最上義光(原田芳雄)から「政宗の首を関白に献上しろ」と政宗暗殺を強く勧められ、苦悩するのだった。