天正16(1588)年3月、伊達成実(三浦友和)が、大内定綱(寺田農)の軍勢を打ち破った。破れた大内定綱は、頭を丸め、伊達家に奉公したいと申し出る。政宗(渡辺謙)は、定綱を打ち首にしようとするが、家臣から「芦名との決戦の時に利用価値がある」と進言され、召し抱えることにする。一方、政宗の母・お東の方(岩下志麻)は、北方の脅威・最上義光(原田芳雄)との和睦を勧めるが、政宗は頑として聞き入れない。