天正16年1月、政宗(渡辺謙)は、大崎氏の内紛を鎮めるため、母の里・最上家の本家筋の大崎へ出兵する。この出兵をめぐって、政宗と母・お東の方(岩下志麻)の意見が対立し、政宗は「母上は、伊達家よりお里の最上家が大切か」と強く非難。戦況の方も、黒川月舟斎の裏切りと、大崎氏の頑強な抵抗や大雪にもたたられて伊達の軍勢は総崩れとなってしまう。そして、いよいよ最上義光(原田芳雄)が、政宗に狙いを絞って動き出す。