遺跡内の広場で、チャランゴと仮面をかぶった村人たちに捕まり、それぞれ箱の中に押し込められる弥子と美央。まもなく、美央を一方的に魔女と断定したチャランゴは、巨大な落し蓋をその箱の中に置いた。 絶叫と共に、箱のすき間から流れ出る美央の血。これを見て失神する弥子の箱の上にも、同じような蓋が運ばれて来た。 その時、突然、美央が入れられた箱の蓋が吹っ飛び、血の雨の中から思わぬ人影が現れた。 箱のそばで縛られていた吾代は、それがサイだと分かり、ア然。サイは、村人たちを次々と倒し、最後に残ったチャランゴを例の箱の中に押し込め、そこに蓋を置いて殺害する。 そして、箱の中から弥子を担ぎ出したサイは、吾代を蹴り倒し、そのまま遺跡中央にある螺旋階段を降り始めたが―――。