魔女の秘密を解き明かしたい弥子、吾代、美央がシャラート村に向かう中、ネウロは、遅れて到着した笹塚、石垣の情報を元に、事件現場となったカフェで捜査を進めていた。被害者のラリッタが席の予約をしていたと知ったネウロは、そのテーブルの下でトカゲの尻尾を発見。カフェに来る常連客の顔を知るウエートレスから話を聞いたネウロは、ある人物に容疑の的を絞った。 その人物は、事件当時のアリバイがあった考古学者の鎌田。ウエートレスの話によると、鎌田は、事件の前日まで1週間、毎日カフェに現れ、いつも事件があったテーブルに座っていた。そして、帰った後、テーブルの下には、必ずトカゲの尻尾があったとか。 ウエートレスの証言を聞いたネウロは、ラリッタ殺しの犯人が鎌田だと断定し、カフェに呼んで謎解きを始めた。鎌田が使った凶器は、自宅で飼育している毒ガエル。この毒ガエルをトカゲで餌付けして調教した鎌田は、事件当日、ラリッタを問題のテーブルに座らせ、噛み付かせていたのだ。 鎌田がラリッタを殺した動機は、パイプライン推進派から受け取る多額の裏金。表向き、声高らかに工事中止を訴えていた鎌田は、魔女の写真を撮ったと騒いだラリッタがジャマになり、口を封じていたのだ。 その頃、シャラート村に到着した弥子らは、村長のペドロ、司祭のチャランゴらから、20年前の話を聞いていた。セレアの死因は、噂どおり、村民らによる拷問。日本人の建築家は、セレアの死を知り、肩を落として日本に帰ったらしい。ところが、出された飲み物に口を付けて昏倒した美央が、突然、チャランゴに