蝶子(古村比呂)が加津子を連れて家出した。叔父・野々村泰輔(前田吟)の元に身を寄せる蝶子、そこへ要(世良公則)が慌てて追ってくる。必死に頭を下げる要。だが癇癪を起すたびにご近所にまで迷惑をかける夫の振る舞いを蝶子はなかなか許せない。それでも一度は夫を許し帰宅した蝶子だったが、再び要がいつもの癇癪を起こすと、蝶子はまた家を出る。今度は野々村家に姿はなく、蝶子の行方がわからなくなった要は困惑する。