蝶子(古村比呂)の長女、加津子が1歳6か月となった。ある日、蝶子が目を離した隙に、加津子が食卓にあった唐辛子を口にしてしまう。大泣きする愛娘を目の当たりにした要(世良公則)は、母親の責任だと蝶子を激しく責めたてる。あまりの騒ぎにお隣の大工・中山音吉(片岡鶴太郎)・はる(曽川留三子)夫妻も駆けつけるが、要の怒りは一向に収まらない。そこで、癇癪持ちに効くと、ある食べ物をはるが蝶子に手渡すのだが…