蝶子(古村比呂)の長女・加津子が生まれて半年が過ぎた。要(世良公則)はオーケストラのコンサート・マスターとして迎えられ、邦子(宮崎萬純)もいよいよスクリーンにデビューを果たす。その映画を叔父・泰輔(前田吟)の映画館で鑑賞した蝶子だったが、ふと気づくと加津子の様子がおかしい。原因は高熱だった。要はまだ幼い娘を頻繁に外に連れ出すからだと蝶子を叱り、蝶子も母親の責任を痛感する。