蝶子(古村比呂)はここのところ、部屋の模様替えに明け暮れている。ある日、外で金槌をふるって工作をしていると、アパートの住人・久野(登亜樹子)が蝶子の服を誉める。自分で仕立てた服だと伝えると、久野は仕立て代を払うから自分にも作ってほしいという。それを聞いた要(世良公則)は、金を受けとって服をつくる内職のような真似は許さないと、立て板に水。蝶子は無償でいいから服を作りたいと頼むのだが…