蝶子(古村比呂)は幼なじみで同郷の田所邦子(宮崎萬純)と銀座でお茶をすることに。邦子はすでに神谷容(役所広司)との同棲生活を解消したという。今は衣服などの商品を実際に着用して自演販売する「マネキンガール」として働きながら、雑誌のモデルなども務めるようになり、近頃では活動写真の女優をやってみないかと声もかかっているのだという。一方、神谷も童話作家として絵も自ら描き、夢に向かって邁進していた。