音楽学校で全国から集まった優秀な生徒たちに囲まれ、声楽の授業についていくだけで必死の蝶子(古村比呂)。そんな蝶子にも、佐々木光代(山下容里枝)と木村益江(山下智子)というふたりの親友ができ、互いに切磋琢磨し音楽の道を究めることを誓う。3人は叔父・泰輔が経営する映画館を訪れ、そこで楽士の国松連平(春風亭小朝)に著名なバイオリニスト・岩崎要(世良公則)を紹介されるのだが…