病人のいる屋敷ばかりを狙い、大金を盗んで殺すという盗賊が暴れていた。東吾(中村橋之助)らの調べで、3年前に悪事を重ねた忠三郎(京本政樹)が岡崎半次郎と名を変え、医者に化けて強盗を働いていたとわかる。すると、七重(吉本多香美)と宗太郎(鈴木一真)が誘拐される。2人が惚(ほ)れ合うのを知った忠三郎は、七重を人質に、宗太郎に毒薬の作り方を翻訳させ、世の中を転覆しようと企(たくら)んだのだ。