毎日の散歩にも慣れたある夜、クイールめがけてボールが投げつけられた。犯人は、いつも窓の外ばかりを見つめている少年だった。三都子は少年に問いかけるが、それから散歩の途中で少年は待つようになる。クイールはボールをくわえて近づき、遊んでくれと彼を見た…。