クイール(羽根)と名付けられ、 2人目の親となる仁井家で子育てが始まった。いたずやら夜泣きで、生活はクイール一色となる。1日中話しかけ、その成長に一喜一憂する中で、言葉が通じるはずの夫婦の間から、言葉が消えていることに三都子は気づく。意地と責任で精一杯の姿に、勇はクイールを手放そうと切り出す…。