スープカレー店のアルバイト店員・鼓田ミナレ(小芝風花)は、彼氏にフラれて金もだまし取られてしまい、バーでやけ酒を飲んでいたところ、たまたま隣に居合わせた見ず知らずの男・麻藤兼嗣(北村一輝)に愚痴をさく裂。挙げ句、泥酔して記憶をなくしてしまう。 翌日、仕事中にミナレが店内に流れるラジオを聞いて衝撃を受ける。なんと、ラジオから流れているのは自分の声…!? 実は、麻藤はラジオ局のチーフディレクターで、ミナレの失恋トークを密録して、ラジオの生放送で流していたのだ! 焦ったミナレがラジオ局に駆け込むと、そこには待ち構えたように不敵な笑みを浮かべる麻藤の姿が。ミナレはすぐに放送を止めるよう訴えるが、麻藤は悪びれる様子もなくミナレに告げる――「無音が3秒続けば、放送事故。止めるからにゃ、おねえさんが間を持たせてくれるんだよな?」。引くに引けなくなったミナレは、ぶっつけ本番でマイクの前に立つことに――!
スープカレー店でアルバイトする傍ら、ひょんなことから深夜の冠番組でラジオパーソナリティーとしてデビューすることになってしまった鼓田ミナレ(小芝風花)。その上、店長の宝田嘉樹(西村瑞樹)が交通事故に遭って入院したため、中原忠也(片寄涼太)と2人で店を回さなくてはならず、大忙し! そこへ、宝田を事故に巻き込んだ男の妹・城華マキエ(中村ゆりか)が謝罪のために店を訪れる。しかも、お詫びに無給で店を手伝うと申し出てきて、背に腹は代えられないミナレは、この申し出を受けることに。閉店後、なぜか「家に帰りたくない」と言うマキエを、中原は「ウチ来れば?」と誘い、自分一筋だった中原の驚きの行動にミナレは不機嫌に。 そんな中、冠番組の初回放送の「架空実況」は大反響を呼んだミナレだったが、麻藤兼嗣(北村一輝)から「次の企画はお前が自分で考えろ」と無茶ぶりされ、頭を悩ませる。すると、ミナレ宛のFAXがラジオ局に届く。そこには「俺は呪われてる」「助けてくれ」などと書かれており、ドン引きするミナレだったが、麻藤の指示で、南波瑞穂(原菜乃華)と共に渋々送り主を訪ね、その一部始終を録音することに…!
同じアパートの住人を殺人犯と勘違いして公開謝罪放送するはめになった鼓田ミナレ(小芝風花)は、アパートを追い出されてしまい、南波瑞穂(原菜乃華)の家に居候することに。やっと落ち着いたと思ったら、一難去ってまた一難。ミナレは突然、MRSの人気ラジオパーソナリティー・茅代まどか(平野綾)から説教という名目で公園に呼び出される。実はまどかは最近、麻藤兼嗣(北村一輝)がミナレに肩入れすることが気に食わず、カップ酒を豪快に飲みながらミナレに言いたい放題にまくし立てる。すると、そこに怪しい人影が現れ…! まどかは気にも留めない様子だが、後日、麻藤からまどかがストーカーにつきまとわれていることを知る。 そんなある日、なんとスープカレー店にそのストーカー男・鶴田竜也(青柳翔)がミナレを訪ねてくる。鶴田は、自分はまどかの恋人だと言い張り、ミナレの番組でまどかに公開プロポーズをさせて欲しいと頼んできて…!
鼓田ミナレ(小芝風花)が働くスープカレー店に、MRSの構成作家・久連木克三(小市慢太郎)が出版社の穂隠愛理(片山萌美)という女性を連れてやってくる。色気漂わせる穂隠はやたらと久連木にボディタッチしたり、しな垂れかかったりして、大接近! そこへ偶然、ADの南波瑞穂(原菜乃華)が箱坂富美(井頭愛海)と共にスープカレー店に現れる。実は、瑞穂は思いを寄せる久連木からラジオの構成作家の仕事を辞めるかもしれないと聞いて以来落ち込んでいたのだが、そこに追い打ちをかけるように穂隠と親しげにする久連木の姿を見てしまい、ショックを受けて店を飛び出す。 翌日、ラジオ局で打ち合わせのために瑞穂や茅代まどか(平野綾)たちが集まっていると、そこへ久連木から麻藤兼嗣(北村一輝)に連絡が入る。久連木はまどかの番組からは外れて、ミナレの番組の台本を担当するとだけ告げ、それ以降、連絡がつかなくなってしまう。暫くしたある日、久連木から不自然なメールが送られてきて…! なんと、久連木は謎の集団に拉致・監禁されていた!? 居ても立ってもいられなくなった瑞穂がラジオ局を飛び出したことをきっかけに、そこからミナレたちラジオ局メンバーによる決死の久連木救出作戦が始まるのだった――!! さらに、この作戦に便乗して、ラップ収録や敵のアジトでの「波よ聞いてくれ」公開ラジオ収録を命じるなど、麻藤のミナレへの無茶ぶりも加速し…!
城華マキエ(中村ゆりか)から、6年もの間、実の兄から監禁されていたことを明かされていた鼓田ミナレ(小芝風花)と中原忠也(片寄涼太)。そんなある日、スープカレー店にその兄・城華亨(庄野崎謙)がやってきて店は大騒ぎ! 亨はマキエに家に帰るよう説得してくるが、人生の目標ができたというマキエは亨の言いなりにはならないと断固拒否。ただ、マキエは目標の詳細を誰にも明かさず、相変わらず秘密を抱えている様子で…。 一方、ミナレは自ら提案して放送したラジオ企画がさんざんな結果に終わり凹んでいたところ、中原から最近毎晩帰りが遅い上に情緒不安定なマキエのことを相談される。すると、ミナレはラジオのネタを拾うチャンスとばかりに、中原と共にマキエを尾行することに! ミナレたちに後をつけられているとも知らず、マキエは人気ラジオ番組で話題を呼んでいるお笑い芸人コンビ・アナグマ泰治(流れ星☆)の治郎(たきうえ)と一緒に治郎のマンションに入って行く。さらにミナレたちは、偶然にも治郎が以前デート現場をスクープされていた相手であるグラビアモデル・大神みんと(玉田志織)が時間差でマンションに向かう場面を目撃! なんと、治郎の部屋で鉢合わせしてしまったマキエと大神が、治郎を巡って修羅場となり、包丁まで取り出し刃傷沙汰に…! 大スキャンダルの予感にテンション爆上がりするミナレは、なんとかマンションに突撃しようとするが…!
鼓田ミナレ(小芝風花)は、これまで幾度となく麻藤兼嗣(北村一輝)から知り合いではないかと聞かれていた「シセル光明」という芸人が、自分と容姿がそっくりだと知って以来、モヤモヤを抱えていた。麻藤が自分をラジオ業界に引っ張ったのは、しゃべりを評価したのではなく下心…? そんな中、MRS(円山ラジオ)で番組を持つ人気カップルインフルエンサーの“ヒロ”こと澤木廣貴(カルマ)と“ナツ”こと西堀菜樹(花音)が、ラジオで暴言を吐いたことが原因で大炎上。MRSでは謝罪に追われる騒動になるが、ミナレは気にも留めていなかった。ところが、ぶっ飛んだ過激な企画を放送し、いつ炎上してもおかしくないミナレの番組を懸念したMRSの上層部の指示で、ミナレは「炎上防止・対策講習」を受けるハメに。その講習にやってきたのは、なんと麻藤の上司であり元妻でもある編成部長・大祝香(黒谷友香)で…! さらに、炎上騒動のミナレへのとばっちりは続き、ヒロナツの番組を担当するディレクターの前下友亮(小多田直樹)から泣きつかれた麻藤は、ミナレの番組にヒロナツをゲストに招いて謝罪放送をすると言い出す。「炎上商法に乗っからせてもらおうや」とノリノリの麻藤に押し切られたミナレは、炎上必至の大荒れ深夜ラジオを放送することに――!?
鼓田ミナレ(小芝風花)は、次回の番組ディレクションを麻藤兼嗣(北村一輝)から任された南波瑞穂(原菜乃華)に、番組宛てに届いた相談メールの企画を提案される。それは、2年前から部屋に立てこもりを続けている26歳の長男の悩みを聞き出して欲しいという母親からの相談だった。行政やNPOに相談するべき内容なのに、ド深夜のぶっ飛んだラジオ番組に相談する時点で怪訝に思うミナレは後ろ向きだが、「面白そう!」とまるで麻藤が乗り移ったかのようにノリノリの瑞穂に押し切られ、渋々ミナレは立てこもり青年とのネゴシエーションへ向かうことに。 立てこもり青年・多野潤一(橋本淳)は、亡き父の再婚相手である義母の多野深雪(遊井亮子)と義妹・多野衿子(菊地姫奈)と3人暮らしだということがわかる。どこかフワフワして変わっている深雪は全く潤一のことを気にする様子もなく、実は、やたら義兄を心配する衿子がラジオに相談メールを送ってきていたことが判明。衿子の案内で潤一の部屋に行くが、潤一は呼びかけにも返事をせず、ドアの隙間からメモで返答をしてくる始末。手強い立てこもり相手に、ネゴシエーター・ミナレは果敢に挑んでいくが、やがて立てこもりの裏には、家族の問題が浮上して――!
いつものように行き当たりばったりで家庭内で立てこもっていた青年を無事に更生させた鼓田ミナレ(小芝風花)は、ラジオ番組の反響も良く、麻藤兼嗣(北村一輝)から放送枠拡大が決まったこと、さらにラジオ業界の最大イベント「ジューンブライド・ラジオ」の出演の最終候補になったことを告げられる。そんな中、ミナレにまさかのメールが届き、顔面蒼白に! 「近々行きます」――それは、ミナレが最も恐れる母・鼓田唯(高島礼子)からだった。管理栄養士として一家の大黒柱として働くしっかり者の唯は、父親のチャランポランさと唯のただ1つの欠点である「ダメ男好き」を受け継いでしまった“ハイブリッド・ダメ娘”のミナレに、会えば理詰めの説教&ちゃんとした男との見合いを迫るため、ミナレは戦々恐々!