燭台のママの指摘に落ち込む元子は、カルネに出ても酒をあおる日々を送っていた。ある日、江口議員が料亭梅村で急死する。その後、しばらくカルネに現れなくなった橋田が、江口の愛人で梅村の仲居・島崎すみ江を元子に紹介する。すみ江は梅村に居づらくなったため、ホステスとしてカルネで雇ってほしいと元子に頼む。一方、橋田は江口の秘書である安島を連れてカルネに現れ、すみ江を雇うように説得する。しかし、橋田は安島が江口の妻と組んで梅村を乗っ取ろうとしていると元子に明かすのだった。