芳醇な香りと独特な食感で、古き時代から日本人がこよなく愛する松茸。秋が深まる京都で収穫の最盛期を迎えます。錦市場にある老舗青果店「かね松」の店先には、この時季になると高価な京都丹波産の松茸が並びます。その松茸には成長過程により、美味しく頂くコツがありました。傘が「つぼみ」の状態は土瓶蒸しに、「開き」の状態は松茸ご飯に。それぞれの特徴を、松茸を知り尽くす主人の、上田耕司さんに教えていただきます。そして、「かね松」に伝わる“極上の松茸ご飯”を作っていただきました。