佐賀県唐津市呼子町。年間100万人もの人が訪れるという、この町の名物は何といっても、ケンサキイカの活き造り。コリコリして透き通った身が大評判!その美味しさの秘密を探るべく、漁に向かう漁船に乗り込みます。身が厚く、甘みが強くなるこの時期のケンサキイカは「夏イカ」とも呼ばれ、まさに今が漁の最盛期!対馬海流が流れ込む好漁場・玄界灘を目指し、次々と船が集結します。集魚灯の灯りに誘われて姿を現すイカを擬似針で獲る一本釣り。そこで魅せる、イカを傷つけない漁師の技とは?そして漁を終え船が帰ってきたのは、市場ではなく活き造りの店。イカをカゴで取り出すと夜の港を一目散に走り出しました!そこには獲れたての身を味わうための漁師と料理人の連係プレーがあったのです。今回はイカの町、呼子を舞台にケンサキイカの魅力と活イカにかける人々の物語に迫ります。