別名:恐ろしき執着。ムン淑媛に対する英祖の寵愛ぶりは、兄ソングクを宮廷の下役人に任じ、宮廷に招き世事を聞いて笑い興じるほど。世子妃の父、ホン・ボンハンと一族はその様子に不安を抱き、暎嬪イ氏はムン淑媛に不信の念を募らせる。そのころ世子は、王と臣下の政務に関する会話の記録を読みふけり、先王から父英祖への王位継承の経緯に疑念を膨らます。世子妃はそれをたしなめ、世子も英祖の問いに過去の持論を否定し、英祖も安どの胸をなで下ろす。