留学生受け入れや研究への助成をめぐり、ハーバード大学など、大学・研究機関への圧力を強めるトランプ政権。医療や気候変動など様々な分野の研究に影響が及ぶ中、アメリカを離れ国外に研究の場を求める研究者も出始めている。一方、各国で、アメリカから流出する「頭脳」を獲得しようと動きも。日本では、東北大学が300億円を投じ研究者獲得に乗り出した。いまアメリカの知の現場で何が?日本や世界への影響は?徹底取材する。