インターハイ最終日。ゴールまで残り15㎞。鳴子の激走を見届けた今泉はエースの自覚に目覚め、単独で先頭に躍り出る。追走する箱根学園の福富にリードを許さず、今泉は先頭をひた走る。一方、その少し後方では御堂筋が先頭に追い付こうとしていた。前に行く福富を守るため、箱根学園の真波は御堂筋に対決を申し出る。真波と御堂筋の追走に危機感を抱いた巻島は、エースとなった今泉を守るため、坂道に希望を託して背中を押した!