松岡、文香、四之宮、神山が狩谷と息子の純を生きたまま地下壕へ閉じ込めた18年前の事件に端を発した今回の復讐劇。文香、四之宮、松岡は次々に殺害され、高遠の罠にかかったはじめは殺人犯として警察に追われる事に。だが、はじめは自らこの連続殺人事件を解決するために奔走。はじめは真犯人の岩窟王が誰かを見破り、「謎はすべて解けた!」とニヤッと笑う。 はじめは香胡蝶、江健一、南麗晶、周龍道をキングドラゴンホテルのホールに集め、「さぁ、マジックショーが始まるぞ!」と宣言。李や剣持、明智はその様子を見守る。この後、はじめは大きな剣を美雪に突き刺し、皆は呆然となる。だが、美雪は無事だった。はじめは自分を犯人に仕立て上げるため、真犯人が今のマジックと同様のトリックを使ったと説明する。そして、はじめは「真犯人、岩窟王はこの中にいる!」と香胡蝶、江健一、南麗晶、周龍道に向かって言い放つ。 地獄の傀儡師、高遠遙一が考えた巧妙なトリックを使い、はじめを催眠殺人の犯人に仕立て上げた岩窟王。はじめは明智が刺された時の事を話してくれと美雪に頼む。美雪は旧館から窓の外を見たら、向かいの建物にいるはじめが明智の左胸にナイフを刺したと説明する。はじめは同時刻に真犯人はまったく別の場所で明智を刺していたと推理していた。心臓がある左胸を刺されても生きていた明智。実は明智がさされたのは右胸だったのだ。李と美雪が確かに左胸だったと反論すると、はじめは真犯人が鏡のトリックを使った事を明かす。はじめは佐木が撮影したビデオを見て、このトリックに気付いたという。 真