紋次郎が関わろうとしなかったために殺された女。残された息子の少年。聞けば父親を強盗に殺され、母の姉は連れ去られ、親子で仇き討ちに行く途中だった。少年は叔母と再会し、仇の妻となっているのを知り傷つく。一方、女殺しを見られ、紋次郎を追う一味がいた。紋次郎はその中に少年の仇がいるのを知るのだが…。