英語研究のため夏目金之助(漱石の本名・長谷川博己)はイギリスに留学、鏡子(尾野真千子)は東京の実家の離れで暮らすことに。ほどなく金之助は神経衰弱で様子がおかしいという噂が鏡子の元に届く。不安になった鏡子は、父の重一(舘ひろし)や、正岡子規(加藤虎ノ介)に相談する。月日がたち2年余りの留学を終えて金之助が帰国。金之助との平穏な暮らしを願う鏡子だったが、金之助は急に暴力を振るうような人物に変わっていた。