波美(倉科カナ)が作ったフリーペーパーの第1号が「道の駅」に置かれる。最初は手に取る人もなく落ち込む波美であったが、徐々に観光客だけでなく地元の人にも評判となり、勝乃新(大東俊介)から「いっそ雑誌にしたら」と提案される。ハードルが高すぎると波美は躊躇(ちゅうちょ)するが、啓(坂井真紀)とも相談して雑誌を立ち上げることを決心。加代(羽田美智子)や哲也(石黒賢)も応援する。
一方、勝乃新もウミガメロボットの製作が佳境を迎えて大忙しの毎日。波美はスポンサーへ営業しつつ、ふるさとの町を取材に歩く日々。果歩(岩佐真悠子)や綾(田中こなつ)らも取材相手となる。そんなとき、吉野(室井滋)からゾメキを再建するから手伝いに来てほしいという連絡が・・・。うれしい反面、新雑誌のことが気がかりで素直に喜べない波美。新雑誌のため波美が準備した原稿を読んだ吉野は、波美に何を語るのか!?
そして決まった新雑誌のタイトルは…!?波美は編集長の名刺を持って取材にまい進。そんな折、はまもと荘を近藤(星野知子)が訪ねてくる。一方、一平(武田航平)は、波美たち同級生が集まる席で、ついに果歩への思いを…。そして2年の月日が流れ、ふるさとの町で雑誌を作り続けている波美。一方、勝乃新はロボット研究のため留学したいと言い出して…。浜辺では子供たちにサーフィンを教える哲也。そして、はまもと荘を切り盛りする加代、航とともに漁に出る泰三(芦屋小雁)…。ふるさとの町には青い大海原が今日も広がっている。