「こういう準備が好きだから。俺が、やりたいんだ。 他にもあるんだけど… それはもう少し、ナイショってことで」 グラビのメンバーたちが、新曲プロモーションの一環として「アニメイト池袋本店」で一日、店員として働くイベントを開催することに。一日店長はリーダーの睦月 始(むつき はじめ)ではなく、始と同じ年長組の弥生 春(やよい はる)。 少し前から何やら熱心にパソコンに向かって作業していた春には、この日のために考えたとっておきのアイディアもあるようで……。 はたして無事にイベントをやりきれるのか……。 いよいよグラビがアニメイトに立つ!
「それでも… やるしかないんだ。俺たちが選ばれたんだから」 卯月 新(うづき あらた)と葉月 陽(はづき よう)、皐月 葵(さつき あおい)と長月 夜(ながつき よる)が、それぞれWキャストとして同じ舞台に出演することになった。 けれども、実力も実績もある共演俳優・朏 ユズル(みかづき ゆずる)には、 畑違いのアイドルの演技をなかなか認めてもらえない。 特に、マイペースさが目立つ新に朏からの評価は厳しいようだ。 葵はそんな新を心配しながらも一生懸命、稽古に打ち込んでいたが、ある日、体調を崩してしまう。
「一年に一度だけ、想いを馳せるってのもいいもんだ」 七夕が近いある日、プロセラのメンバーが番組の企画で、日本最大級にして怖さも最大級な、 遊園地のお化け屋敷を体験することになった。 収録の朝、プロセラのひとり・文月 海(ふづき かい)はある夢を見る。 それは七夕にまつわる忘れられない思い出が詰まった夢だった――。 収録が始まり、お化け屋敷の中に涙と二人一組で入った海は、ふいに何かを見つけ、 それを追いかけるようにそのまま姿を消してしまう。
「見た目は少年、頭は灰色の脳細胞。その名も名探偵こいっく!」 グラビとプロセラが、PV撮影のためリゾートアイランドにやってきた。 マリンスポーツを楽しんだり、グラビとプロセラでビーチバレー対決をしたりと、 島と夏とを満喫するメンバーたち。 撮影も順調に進み、残りは自由時間となったところで……その、無残な事件は起こった! 犯人に関する有力な手がかりがない中、「名探偵こいっく」を名乗る恋が、 事件解決に乗り出す! 果たして、こいっくは、たったひとつの真実を見抜けるのか!?
「島から外へは出られない。外への連絡も不可能。この状況でやるべきことは?」 PV撮影でリゾートアイランドにやってきたグラビとプロセラが、 さらなる事件に巻き込まれる! 突然の嵐によってライフラインと連絡手段が絶たれてしまったのだ! 謎の巨大生物の存在がちらつく中、一同は始と隼をリーダーに、島を探索することにする。 悪天候の中、森を抜けるルートを行く始チームが、苦難の末に目にしたものとは……!?
「みんなは、『ツキウサ。』さん? どうして、動けるの?」 ある日のこと、「ツキノ寮」でお馴染みのウサギのマスコット・「ツキウサ。」たちが 歩いているのを発見した涙。 彼は「ツキウサ。」たちが、何か大切なものを探していることを知って 探し物を手伝うことにする。 実はこの「ツキウサ。」たち、事務所仲間の女性アイドルユニット 「Fluna(フルーナ)」と「Seleas(セレアス)」のメンバーだった。 彼女たちは、もともと月の世界に住む住人で、ひょんなことから 「ツキウサ。」になってしまったのだ! 元の姿に戻るため、涙と彼女たちの、不思議で可愛い冒険が始まる!
「陽の中学時代の写真とかない? 台本を読んで、なんとなくあの頃の陽に近い雰囲気かなって思って。 中学の時の写真は俺……ほとんど持ってないから」 ドラマの役作りのため、陽から中学時代の写真を借りた夜は、 写真と共に思い出の品を見つけ、当時のことを思い出す――。 幼なじみの夜と陽は、正反対の性格ではあったが、仲がよく、一緒にいることが多かった。 けれど、成長するにつれて、つきあう友達が変わっていき、二人は徐々に疎遠になっていく。 そんなある日、すっかり変わってしまったと思っていた陽の、 変わらない気持ちを知った夜は……。
「やれやれ。退屈な日常をこよなく愛するこの僕に、あまりらしくないことを言わせないでくれるかな?」 グラビとプロセラの合同ライブに向けて、メンバーたちのテンションは日々上昇中! そんな中、グラビリーダーの始だけは、どこか表情が晴れない。 ユニットリーダーとしての仕事だけでなく、ソロの仕事も増えて大忙しの始のことを メンバーたちは心配するが、理由はそれだけではないようで……。 相棒の春、そして年長組仲間の海が、始の相談相手として選んだのは――もちろん、この人。 優雅にして怠惰なるプロセラリーダーにして、白き魔王様・隼だった。
「準備はいいか? 始まるぞ。俺たちの、夢のステージだ!」 グラビとプロセラの合同ライブで、両ユニットの12人全員で歌う、 新しい楽曲を披露することを提案した、始。 メンバーもマネージャーもこのアイディアに賛成するが、実現するには所属事務所の社長であり、これまでユニット曲全てを手がけてきた月野 尊(つきの みこと)に、許可を貰い、 作曲依頼もしなければならない。 多忙を極める社長には、用件を伝えるだけでも難しいようで…? 果たして彼らは、ファンが待つステージ上で、グラビとプロセラの新しい絆を 披露することができるのか…!?