花見をした夜に、常子(内田未来)は竹蔵(西島秀俊)から大切な願いを託される。そして、その数日後、竹蔵は息を引き取る。皆が悲しむ中、ひとり涙を見せない常子。次女の鞠子(須田琥珀)から、冷たいと罵られる。何も言わず家を飛び出し、走りながら涙を流す。桜の木まで追いかけてきた母・君子(木村多江)の腕の中で泣く。涙を流さなかったのは、父との約束があったから…。そして、家族を守る!ととになることを宣言する。