元信は元康と改め、寺部城攻めで初陣を飾ります。義元が次々に織田方の拠点攻撃を命じますが、元康は機略で難局を切り抜けました。これを見て、信長は怒るどころか喜び、於大に「今川の上洛は阻止するが、その先陣を務める竹千代を敵にはしない、自分を敵にして戦うことは避けよ」と伝えさせます。永禄3年5月、義元はついに上洛を図りますが、桶狭間で信長の奇襲により落命。急変する事態に、元康は家来に岡崎帰還を命じます。