東京藝大受験を翌日に控えた都(SUMIRE)は、新規事業の発表会でスピーチを行っていた。洋二(朝井大智)も見守る中、無事にスピーチを終えホッとした都。そこに夏目(田辺桃子)から真太郎(神尾楓珠)らしき人を海辺で見たと連絡が入る。急ぎ、真太郎がいるという旅館へと向かった都だが、全力で人と関わることを否定する真太郎に「なんで来た」と冷たく追い返されてしまう。しかし都は諦めない。そこには都が真太郎と出会い、日々を過ごす中で感じてきた、ある強い思いがあった。果たして2人の藝大受験は…?そして長い時を経て、赤い絵にまつわる“最後の秘密”が今、明かされる――。