今日もキリオドラッグをオープンしたレイジ。 人狼のノエラ、幽霊のミナと共にスローライフを満喫中。 そんな時、ナイフを持った女性に追いかけられる青年・ジラルと遭遇する。 助けてくれと泣き付かれ、なんとか女性を落ち着かせたレイジ。 話を聞くと、女性の方はフェリスといって、二人は婚約者同士らしい。 ただ彼女はドがつくほどの心配性。 にしても様子がおかしな彼女を助けてほしいと依頼を受け、レイジが作り出したものとは!?
食器用洗剤キュキュキュのキュッ』。 その魔法のような落ちっぷりにミナは大喜び! 近所の食堂の看板娘・レナにも洗剤をプレゼントしようと持っていくレイジたち。 しかし街の警備担当・赤猫団に絡まれて……!?
薬のラインナップも増え、大好評のキリオドラッグへ紳士風の男が訪れる。 男は町の領主の妻・フラム夫人の執事で、 レイジを屋敷に招待したいという。 恐る恐る屋敷を訪れたレイジに、 フラム夫人は5日後の晩餐会に向け、 若返りの秘薬を作ってほしいと頼むのだった。 無理難題と思いつつも渋々依頼を受けたレイジは、 なんとか『美肌ジェルべっぴんさん』を創り届ける。 しかし夫人の娘・エレインが話を盗み聞きしていて……。
うさぎ亭の店主と看板娘のレナが、ライバル店のオーナーと言い争いをしていた。ライバル店はうさぎ亭を買収しようと目論んでいるらしい。 レナの悲しむ姿を見て、レイジは何とかうさぎ亭を助けたいと考えるのだった。
“カルタ祭”の準備で大賑わいの町。 目玉は弓自慢たちが森に入って魔獣を射る“狩猟祭”だ。 ここ数年は、クルルというエルフの青年が優勝しているらしい。 そんな中、キリオドラッグに美しいエルフの少女・リリカがやって来る。 彼女はクルルの妹で、兄を見返したい、 狩猟祭で優勝すればきっと子供扱いせずに認めてくれる、と考えているようだ。 そしてレイジへ「弓が下手っぴな私でも優勝出来る薬を……」と依頼してくるのだった。
力の強い(物理)ノエラは、うっかりキリオドラッグの包丁を全て折ってしまう。 レイジに怒られつつ、道具屋へ買い出しに向かう二人。 しかし何故か道具屋の中は薄暗く、静まり返った様子だ。 ためしに大きな声で呼びかけてみると、 青い髪のメガネ娘・ポーラがやっと気怠げに返事をする。 あまりの忙しさに床で倒れこむように寝ていたようだ。 赤猫団や街の人々からの依頼が殺到して 参っているポーラのためにレイジは力になろうとする。
レイジの作るポーションがあまりに美味しくて 魅了されてしまった魔王・エジルは、 もっと多くのポーションを手に入れるため自ら城を出ることを決意。 大量の魔力を消耗しながら、 なんとかキリオドラックにたどり着いたエジルだったが、 いざキリオドラッグにたどり着くと、料金を払うように要求されてしまう。 納得がいかないエジルは睨んだり脅したりするが、レイジはまったく屈しない。 そんな時現れたノエラを見てエジルは……。
キリオドラッグで過ごすレイジの元に、領主の執事・レーンが再びやってくる。 領主のカスティがレイジに会いたがっているのだという。 屋敷を訪れたレイジだったが、いきなり 「近頃娘のエレインから避けられている! レイジがエレインを狙っていて、自分を倒すため精神攻撃をしているからだ!」 といちゃもんを付けてくる。 驚いたレイジは詳しく話を聞いてみるが、 原因は思春期特有の父親を避けたがる行動のようで……。
キリオドラッグは本日休業! ピクニックに出かけたレイジたちは、森の湖でのんびり休日を満喫していた。 ノエラとミナが水遊びをする中、レイジとエジルは釣りにチャレンジ。 魚を呼び寄せる『爆釣れ君』を使うとすぐに強い引きが! 力を合わせなんとか釣り上げたレイジたち。 しかしそれは魚などではなく、湖の精霊の女の子・ビビだった。 お腹をすかせた彼女の様子を見て、 レイジたちは一緒にサンドイッチを食べようと誘いかける。
ビビは強くなれる薬を作って欲しいとレイジに頼むが、 彼は何でもかんでも薬に頼るのは関心しないと答える。 代わりに赤猫団の団長・アナベルへ、 彼女をトレーニングしてくれるよう依頼する。 ノエラ、ミナも加わりついにトレーニングが始まる……が、 なぜかレイジも巻き込まれてしまい、ランニングや筋トレに参加することに! すぐフラフラになってしまったレイジは、 苦肉の策で筋肉を成長させる新薬の開発を約束するのだった。
毎日のようにタダ飯を狙ってキリオドラッグを訪れていたポーラだったが、 ここ1週間ほどその姿を見かけない。 さすがに心配になったレイジはポーラの道具屋を訪れる。 すると彼女は珍しく勉強をしているのだった。 驚くレイジにポーラは、お客さんと安心して取引をするための資格更新試験が明日あり、 そのために猛勉強中なのだと答える。 しかし模試の結果が最悪だったため、 ポーラはレイジになんとかしてほしいと懇願するのだった。
日頃お世話になっているからと、 エレインとその家族からパーティの招待状をもらったレイジ。 気乗りしない彼だったが、 はしゃいで楽しみそうなノエラたちの姿を見て、渋々参加を決意する。 着て行く服がないため、ミナのお父さんのスーツを貸してもらうと、 転生前に過ごしていた社畜時代の憂鬱な日々を思い出してしまう。 そしてふと、この世界に転生したばかりの頃、 動揺の最中初めてノエラと出会ったときのことが頭に浮かび――。