独立交易都市ハウスマンの自衛騎士であるセシリー・キャンベルは、奇妙な形の剣を持つ一人の少年に窮地を救われる。彼の名はルーク。都市のはずれで鍛冶屋を営んでいるという…二人の出会いにより全てが始まる!
禁忌の悪魔契約によって出現した悪魔を倒すルークとセシリー。二人は悪魔戦を経て親交を深めていく。事件は解決したかに見えたが…しかし、それは更なる事件への序章にすぎなかった!
魔剣と名乗る美女アリアの護衛を命じられ、街を案内するセシリーだが、再び現れた黒衣の男の暗躍により異変が起き…苛烈なる試練がセシリーに立ち塞がる!
自分の弱さに悩むセシリーだったが、友として守ることを誓ったアリアの励ましにより決意を新たにする。不穏な中迎える競売会当日、前大戦の悪夢が蘇る…真の騎士とは何か? 騎士セシリーが出陣する!
料理洗濯掃除のみならず、鍛冶作業の助手まで勤めるリサ。そんなリサへの待遇とルークの態度にセシリーの怒りが炸裂する。セシリーに連れられルークを気にしながらも街を楽しむリサ。それを見たルークは…。
セシリーは正体不明の敵に襲われ、迎撃するも敵の力に追い詰められていく。その頃ルークのもとにシャーロット・E・フィーロビッシャーと名乗る少女が訪れた。彼女はルークを帝国へ迎え入れるために来たと言うが…。
何故かメイドとして働くことになったセシリーとシャーロットたち。セシリーは彼女たちと過ごす内に、共にここで暮らすのも悪くないと思い始める。徐々に打ち解けるシャーロットだが、一方で母の願いとの間で葛藤し…。
帝国の要求に絶望するシャーロット。セシリーはハウスマンに抗議するも、国家問題に成す術もない。思い悩むセシリーだが、三剣士は、シャーロットの想いを貫くため独断で行動を起こし…魔剣を巡る戦いが再び始まる!
セシリーは、ルーシーの命令でルークをデートに誘うよう街へと放り出される。躊躇うセシリーは、街で出会った少女・エルザの懇願で、彼女をルークの元へ連れて行く。そして…ルークの過去が明かされる!
魔剣とは何か? 自分以外の魔剣と出会い、自らの存在理由を探すアリア。エルザの正体に気付いたアリアは、彼女にそれを問い質す。エルザは自分たちの抗えぬ運命を語り始め…老騎士とエルザは、約束と従順の果てに…。
リーザのことを知り、力になれない自分に憤るセシリー。そして、ヴァルバニル会議でルークに向けられる代表たちの言葉と、それを贖罪として受けるルークだが…、自分の想いと共に、セシリーは過去の真実を見つける!
ルークとリサは互いの胸中を明かし今までの誤解が解かれたが…、突如現れた人外・悪魔の軍勢に、都市ハウスマンは火の海と化す。シーグフリードから都市と市民を守るため、セシリーとアリアは共に戦火へと飛び込む。