両親を亡くし、日々食べるのも大変な中、ある日、ヨンソンとヨンランは何とか食糧を手に入れようと市場に行く。鮮魚店が捨てた魚の内臓を拾ってきて煮て食べようとしていたヨンソンの兄弟。しかし、それはフグのアラだった。ちょうど子どもたちの様子を見に来た区長が見つけて、間一髪のところで事なきを得るのだが、飢えに苦しむ子どもたちを見て区長夫婦は胸を痛める。