伯朗(妻夫木聡)は、突然自宅に押しかけてきた牧雄(池内万作)から、脳の研究をしていた康治(栗原英雄)の研究記録を見つけてほしいと言われる。そこには、伯朗の実父・一清(R-指定)の脳腫瘍に対する研究データがあり、それが人類の未来において画期的な発明に繋がる内容だというのだ。さらにその研究資料は、康治から伯朗の母・禎子(斉藤由貴)が譲り受けているはずだから伯朗こそがそれを探す者として適任だと断言する。牧雄が探していた30億の遺産よりも「価値があるもの」とは、康治の研究記録だった。義父・康治の治療を受けた後に、実父・一清は若くして亡くなった…。康治は、母・禎子を手に入れるために、患者だった一清の死を意図的に早めたのではないか?そんな疑念を拭えない伯朗に対し、楓(吉高由里子)は当時の康治を知るある人物に会いに行こうと伯朗を誘う。一方、勇磨(ディーン・フジオカ)もその研究記録の価値に気づき、母・佐代(麻生祐未)に内緒で単独行動をしていた。そんな勇磨の様子に気づいた佐代は、ある日伯朗に「勇磨と楓さんはつながっている」と忠告し…。
Hakuro learns that his stepfather, Yasuharu, kept a research notebook that is said to contain a secret more valuable than the Yajima family’s 3-billion-yen fortune. Moreover, the data in the missing notebook relates to Hakuro’s real father, Kazukiyo, who died of a brain tumor while under Yasuharu’s care—data that could lead to future groundbreaking medical discoveries…
在連日調查之下,伯朗與楓終於得知矢神家遺產中更有價值的東西原來是指當年的研究記錄,但實際內容仍是一無所知;佐代依稀感覺到勇磨與楓於私下串通,感到受背叛的同時亦再三叮嚀伯朗必須提防楓這個女人…