冬子(石原さとみ)が東京の夏子(上原多香子)のアパートにやって来る。夏子に直接「紅白」出場おめでとうと言うためと、照子(浅野ゆう子)にシャトーの改装の話をするためだ。すき焼きを囲んだ夕食の席で照子は、冬子と一緒に明日大阪に帰ると言い出す。もう夏子は一人で大丈夫だから、大みそかの「紅白」は大阪の家族みんなでテレビで応援したいと言うのだ。結局冬子は、照子に店の改装話を切り出せぬまま年の瀬を迎える…。