昭和44年7月。シャトーに商店街の人々が集まり、アポロ11号月面着陸のテレビ中継を真剣に見つめている。その夜、浪利(杉浦太陽)が思い詰めた様子でやって来る。佐藤(大村崑)に「実はお前は宇宙人だ」と告白されたと言う浪利に、冬子(石原さとみ)と秋子(上野樹里)は必死で笑いをこらえる。秋になり、夏子(上原多香子)の事務所に「紅白歌合戦」出場を知らせる電話が入る。夏子と照子(浅野ゆう子)は抱き合って喜ぶ。